メモリ移動
学習時の重み・勾配・中間表現、推論時のKV cacheの移動と帯域を評価する
柱③|循環を支える高効率計算基盤
大規模モデルのトレーニングと推論、現場データによる追加学習を支える計算基盤を構築する。将来は5nm/2nmプロセスでの高効率AI半導体の設計・製造を担い、その半導体を基盤に、実装と学習の循環を継続できる状態を目指す。
PILLAR 03 / WHY IT MATTERS
国防・経済安全保障を支えるAIの自立性には、モデルを継続して学習・運用できる基盤が必要だと考える。メモリ・通信・電力・冷却・復旧を含めて設計し、学習と推論の双方で効率と継続性を追求する。
学習時の重み・勾配・中間表現、推論時のKV cacheの移動と帯域を評価する
Interconnect・ネットワーク・同期・再試行を含むGoodputで評価する
電力・冷却・保守・失敗再実行・設備利用率まで完了業務あたりへ配賦する
代替構成・GPU fallback・交換部材・交換・監視・復旧手順を運用へ組み込む
01 / BOTTLENECK FIRST
モデル・メモリ・通信・バッチ・Runtimeを測り、ソフトウェアで解ける制約を先に解く
待ち時間・処理量・メモリ・通信・電力・費用を取得する
演算・メモリ帯域・I/O・スケジューリングのどこが支配的かを分ける
量子化・キャッシュ・コンパイル・並列化・バッチ制御を比較する
ソフトウェア後に残る制約だけを、AI半導体の要件にする
PILLAR 03 / ENGINEERING PATH
GPUで早く学び、ソフトウェアを最適化
学習・推論の要件を、半導体と計算基盤の設計へ反映する
品質・SLO・Goodput・電力・費用・障害・需要変動を実測する
証拠:負荷・TCO基準値量子化・Compiler・Kernel・Cache・並列化・Schedulerを比較する
証拠:層別改善差分安定した高利用率の負荷と、メモリ・通信・電力の支配項を特定する
証拠:Workload profile回路化する機能とソフトウェアに残す機能を、小さな実装で比較する
証拠:実装評価報告Runtime・モデル版・運用監視・GPU fallbackを同じ受入試験へ通す
証拠:互換性・復旧試験需要・性能・歩留まり・保守を運用計画へ落とす
証拠:導入計画02 / 24×365 ECONOMICS
GPUで学習・推論の実負荷と品質を測定する。高効率AI半導体とソフトウェアを一体で設計し、学習の反復と日々の推論を、電力・冷却・保守を含む費用で支えられる構成を目指す。
GPU-FIRST
モデルと負荷が変わる初期は、市販GPUで品質・トラフィック・SLO・復旧手順を短期間に実装・計測する
AI SEMICONDUCTOR
大規模モデルの学習・推論に必要な演算・メモリ階層・通信を設計する。モデルの変化への対応と電力効率を評価し、計算基盤としての性能を検証する。
GPU時間だけでなく、運用・電力・冷却・保守・失敗再実行を含める
tokenあたりだけでなく、業務が完了するまでの総電力を測る
平均速度ではなく、混雑時もSLOを満たす有効処理量で比較する
障害・保守窓・交換部材・fallbackを含めて24時間365日を設計する
03 / COMPUTE & SOFTWARE
各層を別々に最適化すると、改善が別の層のコストへ移ることがある
業務SLOを起点に、同じ評価指標で層を横断する
学習・推論クラスタ・ネットワーク・ストレージ・Scheduler・Observability
グラフ最適化・Kernel・Cache・分散実行・量子化・Resource control
演算器・メモリ階層・Interconnect・Power・Package・Validation
03A / EXECUTION ARCHITECTURE
学習はStableHLO・推論はONNX互換を維持
GPU-firstで実装し、専用回路を同じ互換仕様へ適合させる
利用者は既存フレームワークのAPIを使用
学習グラフ・dtype・shape・shardingを固定
compile・buffer・execute・copy・collectiveを統一
配置・量子化・融合・memory layoutを最適化
job contract・scheduler・cache・telemetryを統合
現在の実装・計測・fallbackの基準経路
対応演算をcustom loweringとemitterへ接続
DESIGN BASELINE
初期単位は最終製品値ではなく、比較可能な実験プロファイルである
Compatibility Profileoperator・dtype・shape・tolerance・fallbackを版管理する
Benchmark Manifestmodel・runtime・driver・hardware・precision・shape・concurrency・品質・電力指標を固定する
04 / TELEMETRY
推論基盤の設計に必要なのは、顧客の文書や取引内容ではない
コンテンツを含まない性能指標へ変換し、モデル改善用の成果とも分けて管理する
ALLOWED TELEMETRY
処理量・p95/p99・Goodput・メモリ使用量・通信量・電力・エラー種別・完了業務あたり費用
CUSTOMER BOUNDARY
文書本文・契約・取引・映像・個別プロンプト・顧客固有の業務情報
05 / AI SEMICONDUCTOR
国防・経済安全保障を支えるために、5nm/2nmプロセスで高効率AI半導体を設計・製造し、その半導体で大規模モデルの学習・推論を担う計算基盤を構築することを目指す。これは将来構想であり、現在の設計・検証の取り組みから、製造体制の確立と計算基盤への統合へつなげていく。
PILLAR 03 / DELIVERABLES
モデル・Compiler・Runtime・Kernel・監視・SLO・復旧を一つの検証済み構成として渡す
機器・ネットワーク・Runtime・Kernel・モデル版・依存関係
p95・p99・Goodput・Joule / task・完了業務あたり費用
対応モデル・精度差分・性能範囲・移行手順・既知の制約
監視・障害切分け・交換・縮退・GPU fallback・復旧試験