わたしたちの使命|国防・経済安全保障を支えるAI基盤

AIの実装と学習が循環する基盤をつくる

国防と経済安全保障を支えるには、AIを自らつくり、使い、改善し続ける力が必要になる。Kairosは、高効率AI半導体と計算基盤を土台に、大規模モデルの学習、企業への実用システムの実装、現場データによるモデル改善までをつなぐために設立した。

目指す姿 / 実装と学習の循環
  1. 実用システム企業の業務に実装する
  2. 大規模モデル現場データで学習・改善する
  3. 大規模計算基盤モデルの学習・推論を支える
  4. 高効率AI半導体計算基盤の効率を高める

実装と学習を繰り返し、AIの実用性を高める

設立の目的 国防・経済安全保障を支えるAIの自立性

現在の起点 企業へのAIシステム実装

目指す基盤 高効率AI半導体から、大規模モデルの学習・推論まで

01 / WHY KAIROS EXISTS

AIをつくり、使い、改善し続ける力を、国の備えにする

国防と経済安全保障のために、先端AI半導体を設計・製造し、その上で大規模モデルを学習・推論できる計算基盤が必要になる。私たちはそう考えている。さらに、そのモデルを実用システムとして社会に実装し、現場で得られるデータを次の学習へ戻す。この循環を担うことが、Kairosの設立目的だ。

目指すのは、技術を自ら更新し、必要なAIを使い続けられる状態だ。

設計・製造
5nm/2nmプロセスで高効率AI半導体を設計・製造できる会社を目指す。
学習・推論
その半導体を使い、大規模モデルのトレーニングと推論を継続できる計算基盤を構築する。
実装・改善
企業に実用性の高いシステムを実装し、許諾された現場データでモデルを再学習する。改善をシステムに戻し、次の学習につなぐ。

02 / LOOP TECHNOLOGY

実装と学習の循環を、5つの技術層で支える

実用システムから得られるデータはモデルの学習へ、学習と推論の実負荷は計算基盤・ソフトウェア・半導体の設計へ戻す。各層の改善を再び現場の実用性へつなげる。

業務要件

精度・待ち時間・費用・安全性を下位層の仕様へ変換

  1. 05
    APPLICATION

    実用AIシステム

    大規模モデルを業務に接続し、実行結果・人の評価・修正を学習につなぐ

    Agent
  2. 04
    INTELLIGENCE

    汎用基盤モデル

    大規模モデルを学習・評価し、許諾された現場データで実用性を高める

    Model
  3. 03
    INFRASTRUCTURE

    大規模計算基盤

    学習・推論クラスタ・ネットワーク・ストレージ・スケジューリングを構築する

    Compute
  4. 02
    SYSTEM SOFTWARE

    AIソフトウェアスタック

    コンパイラ・ランタイム・分散実行・カーネルを同じSLOで最適化する

    Software
  5. 01
    SILICON

    AI半導体

    学習・推論の効率を追求し、5nm/2nmでの設計・製造を目指す

    Silicon
性能改善

半導体とソフトウェアの改善をモデル性能と業務成果へ還元

Top-down顧客業務で必要な結果からモデル・計算・ソフトウェア・回路の要件を決める

Bottom-up下位層の性能・効率改善をモデルの能力とエージェントの業務価値まで戻す

03 / AGENT CONTROL

大規模モデルを、現場で使えるシステムにする

大規模モデルを業務システムやデータに接続し、実際の仕事を完了できるAIを構築する。権限・承認・監査・復旧を組み込み、実行結果を次の改善につなぐ。

  1. 01PROPOSE提案

    根拠と出所を記録

  2. 02CHECK権限確認

    規則と実行範囲を照合

  3. 03HUMAN GATE人が承認

    最終承認を分離

  4. 04EXECUTE実行

    許可された処理だけを接続

  5. 05AUDIT監査

    誰が何を変えたか保存

  6. 06ROLLBACK復旧

    前の安定版へ戻す

01本番と学習・評価を分離 改善候補は隔離環境で評価する

02変更を一方向に昇格 固定評価と人の承認を通過した版だけを本番へ出す

現在提供するAIエージェントシステムを見る

04 / DATA BOUNDARY

現場のデータを、許諾の範囲で学習に生かす

会話・修正・失敗分類・承認理由は企業固有の評価資産である
顧客管理環境に置き、三つのデータ区分を混ぜない

Customer-controlled boundary顧客管理境界

境界内に保持

顧客の生データ

文書・契約・取引・映像・個別設定・顧客固有の業務文脈

学習へ自動転用しない

明示許諾した範囲だけ

企業固有の評価・修正データ

人の選好・修正差分・評価理由・失敗分類・評価セット
生の記録は企業境界内で管理

企業内の隔離学習・評価へ

内容を含まない

コンテンツ非依存テレメトリ

処理量・待ち時間・メモリ・通信量・電力・費用

明示許諾した集計値だけをCompute・Software・Silicon設計へ

派生成果を管理する目的・対象・保持期限・取消を記録し、最小限の学習・評価成果として扱う

05 / LEARNING LOOP

実装で得たデータを学習し、より実用的なシステムへ戻す

企業への実装は、継続的なモデル改善の起点になる。業務結果・人の評価・修正を用いてモデルを追加学習し、実用性を検証してシステムへ戻す。この反復を高効率計算基盤で支える。

  1. 01OPERATE本番実行

    版と権限を固定し、業務結果を記録

  2. 02HUMAN FEEDBACK人が評価

    採用・却下・修正・理由を保存

  3. 03ON-PREMISES評価・修正データ化

    企業管理境界内で来歴と権利を固定

  4. 04ISOLATED LEARNING隔離学習

    本番から分離して改善候補を作成

  5. 05EVALUATE固定評価

    旧版との回帰・安全性・業務成果を比較

  6. 06HUMAN GATE承認・昇格

    限定展開し、問題時はロールバック

企業固有性を守る人の評価・修正データは一般知識ではなく、その企業の評価基準を含む

本番を守る本番AIは自己書き換えず・隔離評価・人の承認・段階デプロイを通す

計算基盤も改善する品質信号はModelへ、内容を含まない負荷信号はCompute・Software・Siliconへ分けて返す

06 / LEARNING COMPUTE

学習と推論を繰り返せる、高効率計算基盤をつくる

大規模モデルのトレーニング、現場データによる追加学習、システム運用時の推論を支える。電力・メモリ・通信・運用費を含めて効率を高め、実装と改善を継続できる基盤を目指す。

現状 / GPUを使う

まず、市販GPUで業務価値を証明する

モデル・トラフィック・入出力長・品質・障害復旧まで、GPUの柔軟性を活かして実測する

目指す姿 / 専用AI半導体

学習・推論を支えるAI半導体へ

学習・推論の実負荷を設計に反映し、5nm/2nmプロセスでの高効率AI半導体の設計・製造を目指す。計算基盤と一体で、循環全体の効率を高める。

BUSINESS TCO
完了業務あたり費用
ENERGY
1業務・1 tokenあたり電力
SLO
p95 / p99・Goodput
OPERATIONS
可用性・保守・fallback

07 / CAPABILITY × STATE

現在の実装から、循環全体を担う会社へ

現在は企業へのAIシステム実装を起点に、モデル・計算基盤・ソフトウェアの構築を進める。5nm/2nmプロセスでのAI半導体の設計・製造は、循環全体を支えるために目指す将来構想だ。

技術層実装領域実行内容

エージェント強化学習

業務接続・強化学習・承認・監査・復旧

現在の商用入口

汎用基盤モデル

設計・構築・学習・評価・更新・デプロイ

設計・構築・運用

大規模計算基盤

クラスタ設計・構築・分散実行・運用

設計・構築・運用

AIソフトウェアスタック

コンパイラ・ランタイム・カーネル・分散システム

設計・実装能力

AI半導体

5nm/2nmプロセスでの高効率AI半導体の設計・製造

目指す将来構想

08 / ENTERPRISE BUILD

企業の業務成果を、次のモデル改善につなぐ

業務に必要なシステムを設計・実装し、運用まで担う。現場の成果と失敗を評価し、許諾されたデータをモデルの学習に生かす。改善したモデルを再びシステムへ組み込み、実用性を高め続ける。

  1. 01
    AIフルスタック設計

    Agent・Model・Compute・Software・Siliconを一つのSLOで構成

    ARCHITECT
  2. 02
    保守体制を整える

    版固定・評価・互換性・保守対応・復旧手順

    VERIFY
  3. 03
    企業実装

    接続・権限・承認・監査・顧客環境での受入

    IMPLEMENT
  4. 04
    運用・移行

    MLOps/LLMOps・ロールバック・横展開

    OPERATE

09 / EXECUTION DOMAINS

循環を支える各領域の取り組み

わたしたちの目的

実装と学習の循環を、国防と経済安全保障の力に

高効率AI半導体から計算基盤、大規模モデル、企業の実用システムまで。現場から学び、改善を返し続ける循環を担うために、Kairosは挑戦する。